
だれかのための配慮が、みんなのためになる――。
体の不自由な人・持病のある人・障害のある人・高齢者・妊産婦・乳幼児・子ども・外国人・セクシュアルマイノリティの防災を考えた待望のガイド!!
かんぺきな防災より続けられる防災を
本書は「かんぺきより続けられる防災」をテーマに、命を守る「これだけ防災」から、タイプ別の避難、避難所生活の工夫、被災後の生活再建までを網羅。
目の不自由な人、耳の不自由な人、足の不自由な人、持病のある人、知的障害のある人、精神障害のある人、高齢者、妊産婦・乳幼児、セクシュアル・マイノリティ、外国人など、多様な要配慮者のニーズに合わせた具体的な情報が満載です。
そして、だれもが共通しておさえておくべき防災知識についても優先度を付けて掲載しているため、「まずはどこから始めたらよいか」がわかります。
災害ケースマネジメントやスフィア基準といった最新の支援知識も紹介。
いざという時だけでなく、「その人らしく過ごせる」暮らしの再建まで見据えた、防災×福祉のプロが監修した「一家に一冊」備えたいガイドです。
- 監修・著者
- 鍵屋 一
- 定価
- 1,700円(税抜き)
- 単行本
- A5判 160ページ
- 出版社
- 中央法規出版株式会社
- 発売日
- 2025年8月
監修者紹介
鍵屋 一

秋田県男鹿市生れ。早稲田大学法学部卒業、板橋区防災課長、板橋福祉事務所長、地域振興課長、福祉部長、危機管理担当部長(兼務)、京都大学博士(情報学)、2015年4月~ 跡見学園女子大学観光コミュニティ学部まちづくり学科教授、内閣府「被災者支援のあり方検討会」座長ほか、(一社)福祉防災コミュニティ協会代表理事、(一社)マンション防災協会代表理事、日本災害福祉研究会共同代表理事、NPO法人東京いのちのポータルサイト副理事長、(一社)防災教育普及協会理事など
目次
1. これだけ防災
- だれでも共通する防災
- タイプ別これだけ防災
2. 自分に合った避難と移動
- タイプ別避難のポイント
- 避難が難しい場面
3. 住みよい避難生活
- 避難所生活での注意ポイント